Love&Love英語でメキメキ上達!! |
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Love&Love英語でメキメキ!!上達コーナー
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グレゴリー・クラーク氏の”暗号解読法”から
ここから入手できます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4810320901/qid=1125533923/ sr=1-9/ref=sr_1_10_9/250-8363683-4156226/lleigo-22/
私たちの潜在意識に備わる能力がなぜ強いかは、まだよく分かっていないようです。
ただ、脳の非常に大きな部分が潜在意識のもとで機能していることは、分かっています。
また、潜在意識下で覚えたことは、たいてい記憶に深く刻みこまれるということも、分かっています。
さらに、意識下の記憶に入っていくものと潜在意識下の記憶に納まるものとの間には明確な違いがあることも、分かっています。
そして、気持ちの張りというものが、脳の潜在意識の分野になんらかの関係があることも、明らかになっています。
クラーク氏は、そこに、外国語を学ぶ者のだれにも必要な教訓がある、と言われます。
私たちは、英語の勉強は学校で先生から教えてもらいました。問題はどれだけ自発的に動機付けができたか、ではないでしょうか。
学生時代、ふつうの学生は、英語の勉強は、教室に座って教科書を使って、先生に教えてもらったと思います。
英会話の練習のときでも、私たちの姿勢はあくまでも受け身で、教わったことをなかなか覚えられなかったのではないでしょうか。
クラーク氏は、”ただ漫然としていただけで気持ちを深く集中させなければならない立場ではなかったのです、結果としてあとになってほとんど何も記憶に残っていません”、と言われます。
そして、”ここであなたが必要とするのは、ある種のテクニックです。それを身につければ、人にリードされるのではなく、みずから自分をリードしていると実感できます”、とのことです。
どれだけ、自主的に、自発的に、積極的にやれるか、がとても重要なことのようです。そして、創意と工夫をどう展開するか、がとても大切なのではないでしょうか。
英語という挑みがいのある未知のものをわがものとするためには、そこに分け入るルートを自分で探さねばならなりません。
そのためには、自然に、気持ちの張りをもって潜在意識の脳を活用するようになるようにすることが大切です。
では、いったいどのようにすれば、自分からこの潜在意識の脳を活用して外国語を学べるようになるのでしょうか。
ひとつの方法は、日常生活のなかでネイティヴスピーカーと一緒に生活することでが、ほとんどの人はそのような環境に恵まれていません。
そこでクラーク氏が提唱するのが『暗号解読法』です。この方法は活用するのはいとも簡単で、しかも成功する可能性が大きく、かつとても安上がりな方法です。
”用意するものは辞書と、あなたにとって大いに興味のある話題を英語で録音したテープだけです。
ただし、テープの英語があまりやさしすぎてはいけません。理想を言えば、あなたの現在の英語力よりちょっと上のレベルのものがいいのです。”
クラーク氏の『暗号解読法』とは、秘密の暗号のようなテープを、注意深く聴き取り辞書を使って「暗号」を「解読」しようとすることです。
どういうテープを選ぶかが重要ですが、ご自分の興味の持てるものなら、「深く聴く」という体験は楽しくてたまらなくなるはずです。
”耳にしていることが何もかも、以前に聴いたり勉強したりしたどんな英語よりもはるかに深く、頭のなかに浸透していくこと請け合いです。
つまり、潜在意識の脳と呼ばれる極めて強力な、生まれつきもっている武器を頼りに、英語を学ぶことができるのです。
そのためには、自分はこれからなんとかこのテープの内容を理解しなければならないという試練に立ち向かうのだと、はっきり自覚する必要があります。
その試練は自分が克服できるものだし、またなんとしても克服したい試練なのだと自覚することです。”
クラーク氏は1950年代にオーストラリアの学校でフランス語が必修科目でした。 のちにイギリスの大学でドイツ語とスペイン語を少し勉強しました。
1956年にオーストラリア外務省に入省してから中国語を学ぶよう命じられました。そのあとモスクワ勤務となりロシア語を勉強する必要に迫られました。
1965年から日本経済の調査と研究に取りかかり、日本語を学ばなければなりませんでした。
ふつうの日本人は日本語で育ち、学校では英語の勉強、というのが標準的でしたので、言葉に触れるという点でかなり大きな環境の違いがあります。
しかし、クラーク氏は、”そんなにも長い間、言葉を勉強するはめになったからといって、私に生まれつき言語習得の特別な天分があったわけではありません。”と言われます。
”それだけの長い期間、私は言葉を学ぶテクニックについて考え、試行錯誤してきたわけです。”
外国語学習の『暗号解読法』は、こうした試行錯誤の結果もっとも有効な方法だと発見されたことのようです。
クラーク氏が、外国語学習の『暗号解読法』を発見したのは香港に在住で中国語の学習に苦労していたときのことでした。
それまでは、もっぱら教科書と先生ばかりを頼りにして勉強してきました。日本人が英語を学ぶときに悩むのと同じ状況だったそうです。
・学ぶべきことを何もかも覚えるのは不可能に近かった。
・中国語を会話で使うことなど思いもよらぬことでした。
・中国語を読むことさえ苦痛の連続でした。
そのうちに偶然といってもいいきっかけから、『暗号解読』のテクニックを発見したそうです。
本国の外務省から、北京放送が何か重要な公式声明を発表するので、放送をテープに録音して、内容についてできるだけ速やかにレポートを提出する仕事を与えられました。
まだ中国語がよくできないのに、テープから流れる音声以外頼るものは何もなかったそうです。
何時間もテープレコーダーの横に座っては、その音声の意味を理解しょうとしました。 ・何度も何度もテープを聴き返しました。
・そして辞書を引いて意味を探しました。
・ただ懸命に聴くことに集中するほかありませんでした。
・どうしても意味を掴みたくて夢中でした。
テープに聴き入っていたとき、クラーク氏は、北京放送のアナウンサーが自分に向かって、じかに話しかけようとしているみたいに感じたそうです。
それで、相手の言ったことを何もかも、すっかり覚えてしまうことができました。ちょうど、幼い子どもが母親の言うことをそっくり覚えこむようなものです。
そのとき耳にしたことが以前に聴いた何にもまして、はるかに深く自分の記憶のなかに浸透していくことを発見したそうです。
これが、クラーク氏の言われる『暗号解読』です。
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