Love&Love英語でメキメキ上達!! |
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Love&Love英語でメキメキ!!上達コーナー
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◆大井 孝&ジョン・フリーマン&ヘザー・スータージ氏の”サピた英語を学びなおす大人のための英会話上達法”から
サビついた英語力を磨きなおすことは、たとえサビついていても、英語の基礎力がまだ頭のどこかに残っていることを前提としています。
聴いたり、話したりする練習を伴っていなかった昔の学校英語、受験英語は、日常の会話には直接役に立たなかったかもしれませんが、磨いてみるだけの下地にはなっているはずです。
サビ落としの第一の方法は、毎日の音読による英語発信の練習です。
音読の効用は、発音の練習のためだけのものではありません。
多量の音読によって、英語の構文、リズム、慣用句、単語の用法、前置詞の用法等がいつの間にか頭に残り、発信用に使えるようになります。
音読するときにとくに留意すべきことは、原文でどんな動詞が使われているかということです。
動詞が表現力の基本になります。
できるだけ、正しい発音のできるように工夫努力をする必要はありますが、最初に自分の発音のことで、絶望的になる必要はありません。
音読によって、口の筋肉を英語の発音用に鍛え、音読によって英文の構造を頭の記憶装置の中に埋め込むことが必要です。
なるほど。
正しい発音の練習のためには正しい発音の英語の聴き取り練習も必要です。
ともすれば、聴き取り練習のみが重視されてしまう傾向がありますので、必ず自分の音読と同時並行に進めるべきとのことです。
聴き取り練習のためには、耳で聴く英語のためのテキストが用意されていて、その意味が解説されているような教材がよいそうです。
ニュース番組などの早い英文を耳だけで聴き取ろうとしても、無理になります。
聴き取りと音読練習には、まずテキストと意味が与えられている教材が効果的です。
そのよ教材によって、集中的かつ継続的な音読練習をして、頭の中に出来る英文のリズムを、次ぎに発信用に応用します。
使用教材について、強調しておきたいのは、英文があって難解な単語や熟語の意味のみが解説されていて自分で辞書で調べなければならないような仕組みのものはお勧めできないそうです。
それは従来の学校の英語教育方法としての英文和訳に通じていて、受信中心になるからとのことです。
しかしこれでは、英文の意味を発見する努力で学習者はエネルギーを使い切ってしまいます。
なるほど。
明治以来の日本の外国語学習はたいてい受信指向だったと言われます。
しかしながら、外国語の学習には受信用と発信用の両面があるはずです。
これに対して、日本の中学高校の英語の主要な教科書のほとんどは主として受信方向で構成されていたとのことです。
英文の読み取り練習にくらべて、和文英訳や英作文の練習が少なくなっていましたのです。
最初に正しいinputがあって初めて正しいoutputが可能になるため、高度な受信指向の学習はつぎに発信指向に応用するために不可欠です。
しかし、従来の日本の英語教育では、受信面と発信面の間に断絶がありました。
ある時点での受信は次の時点での発信につながる、という姿勢で学習をすべきです。
受信と発信の密接な連携、受信で仕入れたものをつぎに発信用に応用する、という姿勢が最初から必要になります。
発信練習の方法の一つは和文英訳の自習です。
市販の和文英訳の問題で自分の現在の英語力に適当なものを見つけて、毎日何題か練習し、模範回答を見て確認します。
模範回答もまた音読の好適な材料になります。
題材としては、日本の文学作品の英範などではなく、日常会話や簡単な新聞の社会面の記事などの短文が良いでしょう。
和文英訳の練習を口頭で即時にすることは、とくに通訳の練習になります。
なるほど。
外国人教師の前での英会話学習の典型的な場面では、受講者のほとんどは受信型の学習姿勢をとり続けます。
外国人教師の話していることを聴き取ろうとする姿勢それ自体はよいのです
しかし、聴き取り練習だけならばテキストと解説の付いたテープの使用でも可能だと言われます。
むしろ、外国人との対話の場面ではできるだけ発信姿勢をとることを勧めておられます。
あなたの考え方には価値があるのです。
その考えをみんなで分け合いましょう。
あなた自身の考えを述べるために必要な時間の余裕を相手に求めましょう。
活発な態度で討論する能力は、はとんどの英語文化圏で高く評価されます。
しかし、会話や討論に積極的に参加することはそれよりも大切なので、遠慮なく発音のチャンスを求めましょう。
なるほど。
話す場合には、注意力を集中して自分の考えを表現します。
あなたの話を聞いている人に、会話の相手が文脈を取り違えていないかどうか、絶えず確認するようにします。
相手が迷って、あなたの言っていることを誤解して欲しくはないでしょう。
コミュニケーションが実際に行われるよう、あなたの考えを十分に伝えるようにします。
外国語の学習には、どうしてもある程度の基本単語や文法の暗記が必要です。
しかし、その暗記の作業ができる限り疲労感や無力感を生まないように工夫する必要があります。
単語帳などをつくって目で見るだけではなかなか覚えられません。
しかし、英文テキストとテープ教材をたくさん聴いたり、音読したりすることで、いつの間にか覚えることができます。
毎日の継続が大原則です。
ある程度の数の単語や慣用句を習得したら、次にアウトプットの練習が必要です。
外国人との会話の中で試してみるか、自習で和文英訳や英作文の方法で練習できます。
まずは初級程度の限られた単語の知識で、大胆に自分の意志の伝達の発信を試みることです。
なるほど。
話すためには、その前提として聞き取る力が必要です。
相手の言っていることが分からなければ、そもそも会話が成立しないからです。
聴き取るカを高めるためには何が有効でしょうか。
まずその基本練習として、テキストとテープ・CDの付いている教材が向いているそうです。
聴き取るためにはまず初めに、発音の基礎的な知識が必要です。
基本的な文の構造や単語の意味や音、複数の単語が並んで一つの文章として発音されるときにはどのような音になるかなどです。
少し高度な内容の会話になれば、やはり相手の言っていることの文章の構造を、音を通して理解しなければなりません。
そこで相手の口から出る英語の音を理解するためには、英語の発音の構造を理解する必要があります。
自分の頭の中にある英語発音の構造、受信装置の波長と、相手の話している英語の発音、発信の波長とが一致するときに聞き取りが成立します。
なるほど。
発音を改善することは、話されている内容を聞き取る能力の改善に役立ちます。
子供が母国語を学ぶ時には、意味がはっきり分かるようになる前に、現に話されている、聞こえてくる音を模倣し始めます。
子供たちは、自分の外と自分の中から、さまざまな言葉の音を聞くことに慣れるのです。
聞こえているある音が、知っている特定の意味を有している音と一致した時に、理解ということが起きるのです。
話されていることを聞き取る能力を改善するための最初のステップは、その対象の言語の音をかなり正確に声に出すことができるようになることです。
話しているとき、自分の中で反響して聞こえてくる英語の言葉の音が、他の熟練した英語の話し手の言葉の音と一致していれば、彼らが話していることを聞き取ることができる可能性が高くなります。
ただし、そのとき使われている言葉の意味を知っている必要があります。
完全な発音は必要ではありませんが、誤解が生まれないように、ある言葉のさまざまな音を十分に議別できることは必要なのです。
なるほど。
映画のさまざまな場面、音楽、とくに歌から学べることは多くあります。
最近では、英語学習用の解説の付いたビデオなども売り出されていますが、自宅での学習に最も簡便なのは、英語の歌を聴くことでしょう。
とくに、歌詞の良く聞こえるような、テンポのゆっくりしたものが良いでしょう。
自分の好きな歌ならば、原語で歌ってみたいと思いますし、歌詞の英文がそのまま記憶に残ります。
レコードの歌詞カードから読み方を学ぶだけでなく、その言語がどのように流れるのかも学びましょう。
一番多彩で詩的な言い回しのいくつかは、何らかの形で人の心を打った歌からの言い回しです。
映画を見ること、とくにビデオで見ることも、外国語を学ぶ素晴らしい方法の一つです。
慣れ親しんでいる状況、または主題を中心に扱っているビデオを選びます。
最初は、字幕を自由に読みながらビデオを見るようにします。
次に、道に迷った時だけ、字幕を見ます。
そして、三回目は、対話を聞くだけにしながらビデオを見ます。
四回目には、シャドウイングしながらく話者が言っていることをほとんど同時に、おうむ返しに言いながら、ビデオを見ます。
忘れてはいけないことは、すべての過程を楽しむ余裕をもつということです。
面白くなければ、学習は困難で遅くなるでしょう。
学習の過程が遊びのように感じられれば感じられるはど、続けるチャンスがますます増大します。
我を忘れて、子供に返るようにしましょう。
なるほど。
英字新聞は英語力増強のためのとても良い教材です。
ただ、その使い方には省エネの工夫が必要です。
単語力や文法カが不十分なのに辞書を使って英字新開を読もうとすると、疲労感や挫折感に襲われます。
少し長期的な準備が必要ですとのことです。
市販の「英字新開の読み方」や「時事英文の読み方」などの参考書を少し読んでみることを勧めておられます。
参考書ではすべての英文の対訳がつき、また主要字句の解説がついています。
辞書なしでも内容が分かるようになっています。
そのような事前の準備の後で、実際の英字新聞を読んでみると、少しは楽になるでしょう。
しかし、政治、経済、外交などのすべての記事の内容を読み取るためには、その背景についての基礎知識が必要になります。
そこで、日本の新聞の社会面の記事が日本国内で発行されている英字新聞でどのように伝えられているかを読む、という方法が良いと勧めておられます。
いずれの場合でも常に音読することを励行すると良いそうです。
なるほど。
映画を見ること、とくにビデオで見ることもまた、外国語を学ぶ素晴らしい方法だと言われます。
まず、慣れ親しんでいる状況または主題を中心に扱っているビデオを選びます。
そうすることで、音声の学習に専念することができ、実際に何が起きているのかを理解しようとすることに注意をとられることが少なくなります。
最初は、字幕を自由に読みながらビデオを見るようにします。
次に、道に迷った時だけ、字幕を見ます。
そして、三回目は、対話を聞くだけにしながらビデオを見ます。
四回目には、シャドウイングしながら話者が言っていることをほとんど同時に、おうむ返しに言いながらビデオを見ます。
忘れてはいけないことは、このすべての過程を楽しむ余裕をもつということです。
面白くなければ、学習は困難で遅くなります。
学習過程が遊びのように感じられれば感じられるはど、続けるチャンスがますます増大します。
我を忘れて、子供に返るようにしましょう。
子供たちがどれほど早く学ぶか、思い出してください。
なるほど。
英字新聞は英語力増強のためのとても良い教材です。
ただし、その使い方には省エネの工夫が必要だと言われます。
単語力や文法カが不十分なのに、辞書を使って英字新開を読もうとすると、疲労感や挫折感に襲われます。
少し長期的な準備が必要です。
できれば、市販の、英字新開の読み方の参考書を少し読んでみることが有効なようです。
そのような参考書では、すべての英文の対訳がつき、また主要字句の解説がつ
いています。
つまり辞書なしでも内容が分かるようになっています。
そのような事前の準備の後で、実際の英字新聞を読んでみると、少しは楽になるとのことです。
しかし日本語の新聞でも、報道内容の背景を知らない小中学生が記事を読んでも理解できないのと同じで、政治、経済、外交などのすべての記事の内容を読み取るためには、その背景についての基礎知識が必要になります。
そこで手始めに、日本の新聞の社会面の記事が、日本国内で発行されている英字新開で、どのように伝えられているかを読む、という方法を勧めておられます。
いずれの場合でも常に音読することを励行することが大切なようです。
なるほど。
英字新聞は英語力増強のためのとても良い教材です。
ただし、その使い方には省エネの工夫が必要だと言われます。
英字新聞を読むことは大作業になることもありますが、まず初めに日本語の新聞を読むことで、事態を大いにやさしくできます。
ほとんど全国の新聞社は日英両方の言語の新聞を発行しています。
ほとんどが自社の英字新聞用に日本語の記事を翻訳しています。
そこで大井さんは、同じ新聞社の日本語版と英語版の両方の新聞を購貫することを勧めておられます。
見出しに使われている暗号のような言い回しを使うことはお勧めではないそうですが、ある記事の最初の2つか3つの段落で、新しい単語や表現を学ぶことを勧めておられます。
それらの段落が主要な点を伝えているからです。
外国語で、ものを読むことはずいぶん時間がかかりますので、記事の要旨をつかんで、2、3のキーワードを拾い上げるだけで十分です。
やりすぎないようにすることです。
たとえそれが楽しいことであっても、です。
疲れると挫折感につながります。
そして、挫折感は、英語を学ばうという目的の放棄につながりがちとなります。
なるほど。
大井さんは、日本人が外国語を学習するときに
How to speak
を学ぼうとしますが、実は困難なことは、
What to speak
How much to speak
When to speak
だと言われます。
日本人の行動様式の特色は、和の精神の尊重に示されるように、強い自己主張を控えることに見られます。
自分の属する集団の主流の行動形態に自分を合わせる、適応させる、ということです。
他人指向型の合わせ文化があるからです。
文化=Cultureの語義は多様です。
精神的、生物学的になにかを滴養する、育成する、培養する、養殖する、またその滴養、育成した結果の産物、たとえば、芸術、美術作品などをも意味します。
他方でこの言葉は、ある集団に共通の行動様式を意味します。
日本人と欧米人との間には、行動様式、思考形態が違います。
日本の文化では沈黙は金です。
これに対して、欧米の文化は選び文化で、自分の意志によって環境に対する選択的対応を自主的に行なう、というものです。
自己主張を尊重する文化です。
自己主張のためには、雄弁が必要です。
欧米人と対話をするときには、このような自己主張の是非、自己主張の度合いの強弱、などを考慮に入れて、純粋な日本人的な発想や行動様式をいささか修正する必要があるかも知れないということです。
なるほど。
スーターさんは日本人と欧米人の行動様式の違いについての注意点を要約しておられます。
・個人主義と自己の固有の意見の表現との間の連関です。
・英語における論理と効果的なコミュニケーションとの間の連関です。
・受動的姿勢と自己表現のための機会の喪失との間の連関です。
・多くの日本以外の文化で評価される考えとしての明晰性、それと対照的なものが日本の文化で理想とされる間接性です。
この対照がコミュニ ケーションにもたらすさまざまな影響があります。
海外旅行中に事故にあったときには、突然のことで、茫然自失となったり、対応策が分からないために心理的に大きな衝撃を受けることがあります。
誰かに相談したくても、まず言葉が通じない、ということがパニックに陥る最大の原因です。
対応策としては、まず落ち着いて問題の内容を確認してから対応策を考えることです。
次に相手の人、外国人に問題の性質を何とかして理解させて下さいとのことです。
なるほど。
元の路線に戻りたければ、リラックスする必要があります。
覚えておいていただきたいことは、もう一度始められるということです。
一度深呼吸をしてください。
そして、忘れてはならないことは、自分の考えをまとめる時間を求めることです。
あなたの会話相手に事情を理解させることは、あなたの挫折感をを最小限にとどめることに役立ちます。
自分の考えの流れを思い出す助けとなる最良の方法のひとつは、
5Wと1H
つまり
who、What、Where、When、Why、how
を使って、自問自答することです。
そうすることで、自分の考えをまとめるための十分な時間ができます。
あなたにとっても、相手にとっても、話が中断された元のところから、また話を再開することに役立つはずです。
もしもそのことがあなたの記憶を促すのに役立つと思ったら、相手の人に、あなたが話し始めたことを繰り返してもらうように頼んでもよいのです。
なるほど。
英語圏の国に滞在するということは、たとえ短期間でも、周囲がすべて英語で動く環境に入るわけです。
十分な事前の準備と積極的な学習意欲があれば、さまざまな望ましい効果をあげることができます。
この点では、まず、発信型志向の姿勢をもって行くことだと言われます。
事前に仕入れをしておいたさまざまな英語の用語法を、現地ですぐに実践するために用意して、機会あるごとに、それを実際の場で発信用に使ってみることです。
それから、受信の場面では現地での空港、駅、お店などでのさまざまな場面での一般の人々の会話、テレビ放送の聴き取り、看板、広告、新開、標識などの英文の読み取り、などの練習ができます。
英語を話す国での短期間の滞在は、英語を話す人たちの話を聞いたり、そうした人たちと話をするチャンスを絶えずつくったり、捉らえたりすることができれば、英語の学習に大いに役立ちます。
にぎ やかなホテルのロビーやショッピング・モールの軽食堂では、他の人た ちの会話を聞き取る、申し分のない場所です。
ただし思慮深くなくてはな りません。
立ち聞きしていることが明らかになることで、その人たちを不愉快な気分にさせたくはないですね。
ツーリストインフォメーションや他の広報指向のオフィスで報いている人たちと話すことも、英語を練習する素晴らしい方法のひとつです。
でも、あなたがより冒険主義的な人であれば、地元の人々の興味に的を合わせたバスツアーに参加することが、英語を学ぶチャンスを得る素晴らしい方法となります。
そして、おまけは、その過程で友達をつくれる可能性があるということです。
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