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Love&Love英語でメキメキ上達!!
 

◆松本 雅憲氏の”英語の落とし穴”から

 英語の学び方はプロ、アマを問わず皆これが一番いい!というものを持っているようです。

 簡単には、とにかくネイティブとドンドン話さなくちゃだめというものから、アメリカ人の恋人をみつけりゃ簡単さというようなものまで、いろいろです。

 プロは、日夜最善の学習法を求めて研究、研鑽に余念がないのですが、残念ながら、その成果も英語学習の主役、学生には知らされていません。

 外国語学習の研究分野で何が分かっていて、何が分かっていないのかをしっかりみつめましょう。

 日本人ほど外国語、とりわけ英語に対して、複雑な感情を持っている国民も少ないのではないでしょうか。

 中学校で3年間の英語の義務教育が課され、実に9割以上の中学卒業者が、更に高校で3年間英語を学んでいます。

 それにもかかわらず、多くの人が満足に話せるようにならないということが、その原因のように言われています。

 私達日本人を深刻な英語コンプレックスにおとしいれている元凶は、実は私達自身の中に潜んでいるのではないでしょうか。

 私達が普通持っている言葉に対する迷信や無知のことで、不必要な英語アレルギーに陥っているのではないかと思われます。

 ・・・・・・

 私達は、日本で日本語を話して周りの人々と様々な会話を行っています。

 日本語を話すことに取り立てて苦労を感じている人は、まずいないでしょう。

 誰でも母国語を無理なく覚えられて使えているという事実が、私達を大きな過ちにおとしいれている一つの原因です。

 外国語を習うということを、特別な作業として受け入れられないからです。

 母国語の習得と外国語の習得は根本的に違います。

 外国語を習うということは、実は医者になったり一流のマラソン・ランナーになるのと同じぐらい特別なことです。

 そこには、きちんとしたやり方やセオリーがあります。

 それに気が付かずに、英語の習い方は我流でこうやればいいのだと思ってしまうことが間違いの源です。

 これまで私達日本人が陥っていた英語学習に対する様々な常識のうそを、まず明らかにします。

 そして、日本人を英詩に対するコンプレックスから解放することを目的にしています。

 その上で、より効果的な英語学習への取り組み方を示唆したいと思います。

 ・・・・・・

 松本さんは、ある日本人が英語が上手なことはその人個人の問題であると言われます。

 ある日本人が特に英語が上手でも、他の日本人も皆同じように上手になれるという訳ではありません。

 英語能力は個人個人の意識的な学習に個人の能力が加わったものです。

 英語が出来る出来ないは、一人一人がいかに努力できるか、その努力をどれぐらい続けられるかによるということです。

 母国語は特別の場合を除いて人間であれば誰でも話せます。

 しかし、その母国語も実は上手、下手の程度に差があり、誰でも身につけられるレベルは最低限のものです。

 それ以上は意識した学習とその人の能力によります。

 外国語の英語は母国語ではないので、誰でも高度な能力を習得出来るとは限りません。

 外国語到達レベルは高度な日本語能力と同様、本人の意識的学習と学習能力と、更に学習期間によります。

 今まで英語学習をする場合、非常に曖昧なまま放っておかれてきたようです。

 私達は英語を勉強してきた過程で、自分がどのぐらい英語が操れるようになりたいかという、具体的な目標を見極めず、ただ闇雲に苦しんできたのではないのでしょうか。

 誰でもいつかはアメリカ人と対等にペラペラと話せるだろうという、漠然とした夢につき動かされてきたような気がします。

 しかし、誰でも話せるようになる装置はもはや使えません。

 外国語の能力は全て、本人が意識してする学習と本人の才能に頼らなくてはなりません。

 だから、どれだけ上手になるかは個人個人で違ってしまうということになります。

 私達は、もっと謙虚に英語学習に取り組む必要があります。

 ・・・・・・

 松本さんは、更に外国語を習うということについて検討してみましょうと言われます。

 外国語が話せるようになることは、意識して文法を頭の中に入れていく苦しい作業だということをまず認めることです。

 外国人と話していれば、いつかは話せるようになるだろうという、甘い夢は捨てたほうがいいと言われます。

 現実は厳しいのです。

 外国人と長い間会話していれば、片言は何とか出来るようになる可能性はあります。

 ボーッと外国人の間に存在しているだけでは、きちんとした会話は出来ないと断言されます。

 言語習得装置はもう働いてくれないのです。

 きちんと学習計画を立てて、目標を決め、継続的に、しかも効果的な練習を交えた学習を続けることが必要とのことです。

 学習者に強い学習意欲と、英語を習いたいと思っ動機づけが必要なことは言うまでもありません。

 この条件を充たした人だけが、第一段階の何とか最低限の言いたい事を伝える英語能力を身につける権利が得られるのです。

 ・・・・・・

 松本さんは、次に大切なことは外国語学習を他人任せにしてはいけないと言われます。

 日本では英語産業が盛んな余り、自分の英語学習を他人任せにしてはいないでしょうか。

 英語学校に行けば自動的に話せるようになるという訳ではありません。

 この英語教材を使えば必ず話せるようになるという訳ではありません。

 留学すれば絶対大丈夫などという訳ではありません。

 英語の到達レベルは個人個人で全て異なります。

 自分の英語力を上げるためには、自分がその学習に責任を持たなくてはいけません。

 英語を話す能力は、英語学校で売っているものではありません。

 英語学校に行って授業料を払ったからといって、自動的に話せるようになるものではありません。

 ある人がある教材で話せるようになったと言っても、あなたも同じように上手になるという保証はありません。

 ある英語学校に行ったら上手になったと聞いても、あなたも同じように上手になるという保証はありません。

 上手になった人は、その人の学習姿勢にその教材や学校のクラス内容や先生の教え方がたまたま合っただけではないでしょうか。

 英語教材や英語学校、先生などは、自分が英語学習をする上で学習効果を高める手助けをしてくれるものです。

 その手助けやアドバイスのためだけに授業料を払っているのだと思います。

 ・・・・・・

 松本さんは、英語学習のスタートラインについて次のように説明しておられます。

 現在の世の中で、お金で買えない物は少なくなりました。

 しかし、外国語を話す能力はその少なくなった物の一つです。

 どんなお金持ちでも、自分が外国語を操る能力はお金で買うことが出来ません。

 ある意味では、こんなに公平なものは、社会に二つとないのではないでしょうか。

 金持でも貧乏な人でも関係なく、出来る人は出来るし出来ない人は出来ません。

 しかし、ある意味で非常に不公平でもあります。

 どんなに努力しても報われないこともあるからです。

 そんなに努力しないようでも、出来るようになる人もいます。

 科学技術が進歩した社会で、人間がなかなかコントロールしきれないものの一つが、外国語の習得です。

 誰でも外国語としての英語が上手に話せるようになる訳ではありません。

 到達できるレベル・能力には個人差があります。

 英語学習は楽しく、楽なものではありません。

 長い時間がかかり、本当に能力が身についているのかをなかなか確かめることも出来ず、絶えず悩んだりします。

 学習者本人自らが、責任を持って進めるものであります。

 これらの点を謙虚に認め、努力をした者にのみ栄光が訪れると考えてください。

 ・・・・・・

 松本さんは、英語を学ぼうとしている人が持つべき、或いは知っているべき態度や条件について触れておられます。

 英語学習は、本来英語教師と英語学習者がお互い手を取り合って進めていくものです。

 英語教師が学習者に英語を教えてやるというような、一方的な作業ではありません。

 英語学習の責任は学習者が取るべきものであって、教師側には本来の責任はありません。

 ある学習者が英語が上達したのは、先生が良かったのではなくて、その学習者に上達する要素があったからです。

 ある学習者が全然上達しなくても、その責任はその学習者が取るべきものです。

 どんなに優れた教師でも、全ての学習者をみんな均等に決まった期間で英語を話せるようにすることなど絶対に出来ません。

 教師が責任回避しているわけではなく、また、無責任だと言うわけではありません。

 英語学習では、クラスの中だけで全ての学習者に覚えこませることなど無理なことです。

 学習者が自分で自分の時間に自分のやり方で、クラスの外でやるしかありません。

 もし学習者が覚えてこなくても、それについて教師は責任は取れません。

 ・・・・・・

 松本さんは、教師の責任は、外国語学習のプロとして学習者に的確なアドバイスを与え、学習者を鼓舞し、最小の努力で最高の効果が得られるように、目的のレベルヘ導くことだと言われます。

 英語教師は、ある意味で、ラリー・レースのナビゲーターのような役割を持っています。

 ラリーでは優れたナビゲーターがいないと、ドライバーは的確に最短距離で目的地にたどりつけません。

 しかし、いくら優れたナビゲーターでも、運転したがらないドライバーや性格的にラリーの運転に向いていないドライバーは、乗っている車がどんなに優れていたとしても、導くのは困難です。

 本当に優れたナビゲーターなら、あらゆるテクニック、能力を駆使してドライバーにレースを続けさせる努力をするでしょう。

 でも、結局、最終的にはドライバーが勝負の鍵を握っていることは否定出来ません。

 英語学習は学習者が貞任を持ち、教師がプロの知識とテクニックでそれを補佐する共同作業です。

 この事実を、英語を始める学習者に教え、学習者が英語学習に対して正しい態度を取れるようにすることも英語教師の仕事です。

 このような指導がなかったとしても、自分で自分の英語学習の始末をつける姿勢を学習者は忘れてはいけません。

 英語学習の成否は、この前提条件を学習者が十分理解しているか否かによって決まるといっても過言ではありません。

 学習者が自分の英語学習に責任を持つためには、どうしたらいいのでしょうか。

 ・・・・・・

 松本さんは、何故英語を習うのかについて考えることを勧めておられます。

 英語を学習し始める前、あなたはどうして英語を勉強することにしたのでしょうか。

 これは今後ともかなり大切な問題になります。

 特に自分自身に聞いて、明らかにしておく必要があります。

 あなたは、何故英語を習うのですか?

 答えは、勿論、人それぞれでしょう。

 あなたは自分の意思で習うことにしたのでしょうか。

 それとも、自分以外の人、会社とか、大学入試科目だとかが決めたのでしょうか。

 つまり、英語学習に自分で責任を持たなくてはいけないのでしょうか。

 それとも、他人に自分の英語学習の責任をなすりつけられるのでしょうか。

 これは、今後、英語学習を進めていく上でしばしば味わう挫折や焦燥感の中で、それを乗り越えるエネルギーがどれだけ強いかを決める要素にもなります。

 自分で、英語を習うことにした理由が分かったら、次のどれに当てはまるか見てください。

 1.自分の意思で英語を習うことにした。

 2.自分以外の第三者が決めた。

 ・・・・・・

 松本さんは、自分の意思で英語を習うことにしたのか、自分以外の第三者が決めたのかを考えてみてほしいと言われます。

 たとえ、初めに他の人に勧められても、結局は自分が決めたのなら、それは自分で決めたことになります。

 第三者が決めたというのは、英語の学習に対して、自分の意思の働きがなく、自分の周りの状況が自分の意思に関係なく、英語学習を始めさせたものです。

・自分では全く英語なんてやりたいとは思わないが、受験にあるから仁方がない

・会社で出匪・昇給のために全員やらされる

・急に海外に出張することになり、会社が無料の特別クラスを開いてくれ、海外出張者は、それを受けることになっている

とかです。

 次に、松本さんは、英語を習う理由は具体的か抽象的かを見極めてほしいと言われます。

 具体的というのは、これが私の英語学習の目的だと、誰にでも分かるように言えるものがあるということです。

・将来アメリカや、イギリスの大学に留学するために英語力を上げたい

・通訳者や翻訳者を目指した英語を習いたい

・自分が勤めている会社の関連の外国人顧客に、自分の企業の商品の売込みを図る

・大学受験の英語利用の得点アップ

とかの理由です。

 一方、抽象的な目的というのは、

・英語が好きでとにかく英語が話せるようになりたい

・アメリカやイギリスの文化に憧れ、なんとなく英語的なものに触れていたい

・なんとなく英語が話せるとカッコいい

いったものです。

 ・・・・・・

 松本さんは、英語を始めるとき、一般的には、自分の意思で始めたほうが、外部の意思で始めるより、英語の上達度が高いと言われます。

 それは、英語学習に対する動機付けの強さを示すからです。

 人間は、自分でやろうとするからには、それなりに積極的に、工夫するなり、勤勉になるなり、出来るものだからです。

 物事に、前向きに対処していれば、好結果が期待出来るのは当然でしょう。

 それに対し、外部の意思で始めた場合、うまくいっている間は良いですが、いったんうまくいかなくなると、やる気を失うのが速いようです。

 どうせ初めから英語なんか、やりたいなんて言ってないんだから、と言いやすいのだそうです。

 それでも、結果の褒美が大きいとき、好結果が出ることもあります。

 例えば、英語が出来れば、課長に必ず昇進出来るなどと上司に約束されたような場合です。

 しかし、動機はどうであれ、結果として英語が出来てしまえば、その人の勝ちなのです。

 やはり、出来れば自発的に英語学習を始めたほうがいいと思われます。

 そして、他人の意思で始めた人は、それだけハンデを負っているということを自分に言い聞かせておいてほしいと言われます。

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 自分で英語の学習を始めることにした人のうち、英語を習おうとする理由が具体的か抽象的かということ話題です。

 松本さんは、英語学習をなんとなく始めるのではなく、なるべく具体的な目標を
持って始めることが、良いスタートを切る必須条件だと言われます。

 以前は、英語そのものが好きな人のほうが、上達率が良いと言われていました。

 その後、具体的な目的を持っている人のほうが、優れた学習者だという説も現れています。

 とりあえずここで強調しておきたいのは、具体的な目的を待った人は、自分の学習の目標を決めやすいということです。

 英語を習うときは、教材やコースの内容を自分の目的とした英語が直接習得出来るようにできれば良いのです。

 英語学校等を利用するのであれば、自分の目的を明確に伝えて、オーダーメードのコースを設定してもらうのが理想です。

 そして、学習した英語は、即目的に合わせて使ってみることです。

 学習したことを自分で自発的に使ってみることが、英語の文法を頭にインプットするのに効果的なのです。

 とにかく、英語の学習を自分の目的を中心に設計するのです。

 抽象的な目的で災語を始めた人は、もう少し目的を行体的にしたほうがいいでしょう。

 そういう人達はとにかく英語そのものが好きなのだから、何を勉強しても身になる確率が高いです。

 また、どんなものにでも興味を示して学習機会に出来る態度を持っていることになります。

 しかし、同時に、何を使ってもいまいち興味が持てないということも起りやすいのです。

 だから、一歩下がって自分は何が一番好きか、どんな事を英語で表現したいかを見つけることから始めるべきです。

 ・・・・・・

 松本さんは、やる気の強さの分析について触れておられます。

 次の五段階で、自分がどこにあてはまるかを考えてください。

・英語はやる気がしない。出来れば早くやめたい。

・英語は出来ればしたくないが、まあ勉強してもよしとは思う。

・英語は話せるべきだと思うし、そのためには勉強しなくてはいけない。

・英語は自分にとって必須の能力。多少苦しくてもがんばる。

・英語を話せない自分は許せない。どんなことがあっても話せるまでやり抜く。

 さて、この中で最初の2つは、やる気の強さの上で問題があるのは間違いありません。

 英語学習は時間がかかって、なかなか思うように進まない場合が多くあります。

 そんなとき、やる気のない人ほど、つい、もうやめたとか、今日は忙しいから英語はお休みと言いやすいし、自分を甘やかしやすくなります。

 では、最後ならよいのかというと、必ずしもそうとは言えません。

 昔から「過ぎたるは、及ばざるがごとし」と言います。

 あまり悲壮感を持って、物事に取り組むと、うまくいかないときに、それを解決する柔軟性に欠けることになります。

 松本さんは、英語学習の意欲は、3番目か4番目くらいがよいと言われます。

 ・・・・・・

 松本さんは、英語学習を始める前に、まず英語に対する自分の姿をなるべく客観的に捕えておくことが大切だと言われます。

 どうして、何のために、自分は英語を勉強するのかを忘れないようにすることです。

 更に、程々のやる気を持つようにすることも大切です。

 やる気は、待ちたくて持てるものではありません。

 長い英語学習の途中で強くなったり弱くなったりします。

 要は、英語が好きになれればいいのです。

 英語そのものが好きであれば、更に具体的に、英語の何か好きなのか、

 例えば、

・英語を話している自分が好きなのか

・語の音がいいのか

・英語を使ってビジネスをしているのがいいのか

などを見極めることです。

 英語があまり好きでなければ、好きでないものをあえてやる理由を突き詰めておくことです。

 そうすれば、嫌になったときも自分を納得させやすいからです。

 そして、もしかしたら、嫌になった後も、いつかまた続けようという気が起るかもしれません。

 英語学習は、続けられるかどうかが鍵です。

 ・・・・・・

 松本さんは、レベル毎の英語学習に取り組む対策が必要と言われます。

 具体的に英語学習を始めるにあたり、最初にしなくてはならないのは、自分が行こうとしている目的地を決めることです。

 誰でも、旅行に出る時は、目的地を決めるでしょう。

 目的地を決めない旅は、旅そのものを楽しむときだけで、何かを見にいく場合や、誰かに会いにいくなどの場合は、必ず旅行者は自分がどこに向かっているかを知っているはずです。

 英語の学習も同じです。

 英語の目的地というのは、自分が到達したい英語のレベルであり、英語を使う状況です。

 自分のレベルに一番近そうなレベルを見つけます。

 レベル4

 日常の世間話程度は、問題がない。ビジネス折衝や、込み人つた内容になると、なかなか言葉がスムーズに出てこない。テレビや映画は、なんとなく言つていることは分かるのだが、細部がはつきり聞えない。

 レベル3

 特に難しい状況を除いて、昨日何をしたとか、明日どこへ行く等の簡単な内容の会話は出来るが、難しい状況の説明は出来ない。また、テレビのニュース、映画等は分からない。

 レベル2

 基本的な表現は分かつている。中学程度の文法能力もある。しかし、その場で必要な言葉や表現が出て来ない。いわゆる、日常最低限必要な表現しか話せない。

 レベル1

 アルファベットは読めるし、書ける。挨拶も一通りには言える。しかし、基本的なこともなかなか口から出ない。買い物等も、単語をつないで、なんとか用が足せる程度。

 レベル0

 英語は全く話せない。アルフアベツトはなんとか読める。挨拶は、ハロー、サンキュー程度。

 ・・・・・・

 では、レベル4です。

 このレベルになっている人は、自分の目指すレベルを見つけるのは、難しくありません。

 誰に聞いても、もっとビジネス英語を覚えたいとか、もっと言い回しを自然にしたいとか、より高級なカッコイイ言い方を覚えたいとか、複雑な内容のことをもっとスムーズに話せるようにしたいなど、具体的な目標は、すぐに浮かんでくることが多いでしょう。

 このレベルにいる人達は、自分の目指す内容が言えるようにすることを目の前の目標にすればいいのです。

 そして、具体的にそれを達成するためのプランを立てていきます。

 ビジネスにもっと使いたいのであれば、自分か関わっている仕事をよく分析して、どういう言い回しや、どういう具体的な状況で英語を使わなくてはいけないかを見極めます。

 そこに必要な専門語や一般の語彙をピックアップして、それを徹底的に覚えるようにします。

 シミュレーション練習で、それらの言い回しや、単語をスムーズに使う練習を繰り返し行います。

 特に、シチュエーション練習で、その場にはまったら、単語やセンテンスが自然に流れ出てくるまで、徹底的に練習したほうがいいでしょう。

 このように、自分が置かれている状況を、一つ一つ潰していくようにします。

 ・・・・・・

 では、レベル3です。

 このレベルにいる人がしなくてはいけないのは、自分の言いたいことを具体的に決めることです。

 このレベルの人達は、もう必要に迫られた、どうしてもそれが言えないと用が足そないというような事はない人達です。

 このレベルから次に上がろうとする人には、教える方が教え方を良く分かっていない場合が多いようです。

 このレベルでは、現在のレベルで出来ることに磨きをかけることから始めるということが重要になります。

 自分でも結構いい線にいっていると思っていても、細かく見ると、基本的なことがうまく使えなかったり、複文がうまく言えずに不自然な単文をいつも使っていたりするものです。

 これらをもう一度確認し、簡単な考えを的確に表現する事を始めるといいでしょう。

 最初は、自分が最近よく考える事を日本語でまず簡単にまとめてみます。

 まとまったら、それを単純な起承転結の英文で言えるようにします。

 外国語は母国語以上のレペルにはなれないのですから、日本語でまとまらないものが、英語で言えるはずがありません。

 それに、外国語ではかえって単純に言ったほうが分かってもらえるということもあります。

 とにかく木の幹を描かないで、葉っぱの葉脈ばかり細かく描こうとしても木の絵は描けません。

 多少自分の気持とか、考えを妥協させることが必要です。

 その妥協が出来ないのは、第一言語である日本語を話す日本人のアイデンティティが妨害しているのです。

 ・・・・・・

 では、レベル2です。

 このレベルの人達は、挨拶はなんとかこなせる人達です。

 問題は、I'm fine. Thank you.と言った後のことです。

 後からこんな言い方もあるということに気がつく人も多いでしょう。

 決まった挨拶フレーズは出てくるのですが、次が続かないのです。

 話は簡単です。

 挨拶でスムーズに出てくるように、決まったフレーズを増やせばいいのです。

 何でもいい、毎日よくすること、行くところ、見るもの、などを一つのパターンとして、ごく短い話にまとめて、それが口からパターンとなって出てくるまで、徹底して練習するのです。

・よく映画を見る人であれば、

"Look! I saw a nice movie yesterday. It was fantastic!"

という具合にひたすら練習します。

・外食が好きな人なら、

"I found a nice restaurant last weekend. It is in Shibuya. Price is OK,but the meals are Excellent.゙

というようなパターンを作り、練習します。

 初級英語では嘘も方便です。

 これらパターンは数は多くなくてもいいですが、とにかくスムーズに出てくるまで練習することが必要です。

 一応言えるようになったら、これらのパターンに少しずつ他のことを付け加えていきます。

 このレベルの人達も、とにかく現状の英語を磨くこと、そして自分の身の回りの出来事をパターンにして、挨拶とセットにして覚え込んでいくことが必要です。

 常に、今言えることプラス1程度の簡単なことを、挨拶の後に付け加えられるように練習してみてください。

 ・・・・・・

 では、レベル1です。

 松本さんは、このレベルの人は、かえって学習しやすいと言われます。

 とにかく何をしても、次のレベルに行きやすいからです。

 このレベルにいる人に、まずしてもらいたいのは、とにかく基本文型を徹底して覚えることだそうです。

 I will go to ….

 I went to ….

 Can I have…?

 I want to….

といった、とにかくこれがないと何も始まらないという文型を徹底することです。

 ただ文型を形で覚えるのではなく、その形がどのような場合に誰に対して使えるのかを納得しながら覚えることが大切だそうです。

 そして、状況練習を徹底します。

 レストランの注文なら、

 Can I hevetwo coffees, please?

と頼むというようにです。

 このレベルでは、英語を“使う”という意識を持ってほしいと言われます。

 英語を単なるアルファベットのかたまりではなく、自分の考えを表わすものだという意識革命がこのレベルの重要課題です。

 この意識は、今後の英語学習の大切な基礎的態度として持ち続けなくてはいけないものになります。

 ・・・・・・

 では、レベル0です。

 松本さんは、何も言うことはありませんと言われます。

 アルファペットを覚え、挨拶表現をとにかく覚えてほしいと思います。

 そして何より、英語を学習する心構えのようなものを、しっかり作り上げることをまずしてみます。

 そして、自分のやる気や目的を客観的に見つめ、今後の英語学習の予定を立ててみることを勧めておられます。

 更に、一番身近な目標を立て、それをいつまでに達成するかを決め、とにかくその目標の達成を目指してひたすら覚え込むしかありません。

 このレベルでは上達が目に見えやすいですから、励みになります。

 昨日まで全く分からなかったことが今日は言えるというように、次々に新しい能力が身に付くのが分かります。

 とにかく頑張りましょう。

 全てのレベルを通して大切なことは、自分の向かおうとしている次のレベルをきちんと見据えておくことです。

 そこへたどり着くまでに、日々どういう表現や語彙が使えるようになっていくのかを一つ一つチェックし、確認していくことです。

 自分の成長をきちんと把握することは、励みになります。

 ・・・・・・

 松本さんは、空中に浮いた文はいくら覚えても宝の持ちぐられだと言われます。

 それは、文脈も何もない三人称主語の文です。

 例えば、He went to school yesterday.

といった文です。

 彼とは一体誰なのでしょうか。

 その彼が学校に行ったことについて、話者である私は誰に告げているのでしょうか。

 前後に何の脈絡もなく、突然こんなことを私達は□にしたりはしません。

 このような文脈のない英文をいくら覚えても、具体的に使える場面を想定していなかったら、宝の持ち腐れになりかねません。

 あくまで英語をコミュニケーションの手段として捕えるなら、基本文型を覚える時も、その文を自分の実生活に合わせて覚えるようにしなくてはいけません。

 例えば、goの過去形を覚えるなら、

 実際自分が前日に行ったところを当てはめて、自分の身近な人に伝えているつもりで文を作って、その文を覚えるようにしたほうがいいということです。

 漠然と英語に向かってはいけないということを忘れないでほしいとのことです。

 まず、自分の現在の英語レベルをしっかり見極めます。

 そして、現在の自分にとりあえず足りないものを明らかにして、一つ上のレベルを第一の目標に据えます。

 さらに、一段階上のレベルに上がるために、最低限必要な表現、能力を分析して、それをマスターするのです。

 ・・・・・・

 松本さんは、相手を知ることが大切だと言われます。

 通常は英語を学ぼうと思うと、独学ではなかなかしにくいと思います。

 独学で上手になってしまう人もいますが、ある人が独学で出来だのだから、あなたも出来るとは限りません。

 出来るようになる人は、どんなやり方でもうまくなるので、普通一般の人はなかなかそうはいかないものです。

 英語学習のプロに音切なアドバイスや指導を仰いだほうが、時間や労力の無駄が少ないはずです。

 自分のこれからの人生を決めるかもしれない、そんな一大事をどのプロに任せたらいいのか、ということです。

 今後少なくても数力月、全額で言えば、数万円以上を使うのですから、簡単においそれとは決められません。

 私達は、もっと英語のプロの選択に厳しい目を向けなくてはいけません。

 これから、私達の英語学習を適切に指導・アドバイスしてくれ、最短距離で、最高の効果をもたらしてくれるプロ中のプロを選ぶ基本的なポイントをお知らせしていきますとのことです。

 参考になりそうですね。

 ・・・・・・

 通常は英語を学ぼうと思うと、独学ではなかなかしにくいと思うということでした。

 では、英語学校はどうでしょうか。

 松本さんは、まず英語学校を知ることが大切だと言われます。

 英語を習うのですから、英語を上手く指導してくれる機関なり、個人なりを見つけることが大切です。

 そのほうが、独学で試行錯誤するより効率よく学習効果が上がるはずだからです。

 しかし、それもその機関や教師次第だそうです。

 下手な教師なら学習効果が上がるどころか、下がってしまうこともありうるのです。

 英語を教えてくれる英語教育機関のチェックポイント。

 良い英語学校を見極めるには、次の4点をよく吟味することです。

・カリキュラムがしっかりしているか。

・教材は何を使っているのか。

・教師はきちんとした有資格者か。

・自分の英語学習に対する疑問や不安を聞いてくれるカウンセラーはいるか。

 なるほど。

 ・・・・・・

 松本さんは、まずきちんとしたカリキュラムがあるかどうかが大切だと言われます。

 もし真剣に英語の上達を目指すなら、かなり徹底したカリキュラムの中で英語に向かうべきです。

 学習期間を区切り、その期間内のきちんとした到達目標を設定したカリキュラムの中で英語を学ぶべきです。

 第一に、これから数力月後の自分が到達すべき目標が分かれば、自分の英語学習をモニターしやすいです。

 第二に、カリキュラムが自分の英語学習の目的に沿っているかどうかを、事前にチェックできます。

 更に、もしカリキュラムが自分の目的に合わなかったら、自分に合うように組んでもらえるかどうかもポイントになります。

 ただ何となくネイティブと、時間がある時に適当に雑談をするような習い方は、払った授業料に見合うだけの上達を真剣に期待するのなら、少なくとも中級レベル以下の人達には勧められません。

 ただし、松本さんは、このような英語の習い方が全く無意昧だと言いたいのではないと言われます。

 このようなクラスが楽しく、このようなクラスでの学習を目的としている人達に、そういうコースに行くなと言っているのでもありません。

 そういうコースヘ行って上手になったと言う人もいるかもしれませんので、それはそれで結構です。

 しかし、それはあくまで一つの独立した結果であって、その人にこのような英語教育がたまたまぴったりと合ったのです。

 松本さんは、最終的に高いレベルの英語を目指ししかも短期間で着実に上達したいのなら、しっかりしたカリキュラムで目的に合った習い方で習うほうがより効果的な場合が多いと言われます。

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 松本さんは、どういう教材を使っているかが大切だと言われます。

 それは、クラスの目的に合った教材を選んでいるかということです。

 もしそのクラスが会話能力を上げることを目的としていたら、その目的を達成出来るような内容に編集されたものを使っているかどうかです。

 一概にテキストの内容と言っても、一般にテキストの内容まで吟味出来る人は少ないでしょう。

 お勧めするのは、最初に学校に行って面接したときにテキストを見せてもらうことです。

 特定のテキストが無いというのは問題外です。

 見せてくれたら、そのテキストの一つの課について、その内容の学習目的、練習の目的、その課の進行手順などをしっかり聞いてみるといいでしょう。

 その課ではどんなことを習うのか、その学習内容は英語能力を得るためにどうして必要なのか。

 その目標表現や能力を習得するために、どんな練習が必要なのか。

 その練習はどうして必要なのか。

 その練習はどんな手順で行われるのか。

 説明が出来なかったりしどろもどろだったりしたら、その学校のクラスはいきあたりばったりの教え方しかしていないのだと思ってやめたほうがいいでしょう。

 しっかりクラス内容を考えてある学校は、当然それに最も適した教材を吟味してあるはずだし、もっと経済的にもスタッフにも恵まれていれば、自前の教材も開発してあるはずです。

 教育哲学を持ち、それに従ってきちんと教材を吟味し選んであるかを、その学校の英語教育に対する姿勢として求める最低限の条件にすればよいのです。

 ・・・・・・

 松本さんは、教師は有資格者かどうかチェックするように言われます。

 学校は英語クラスを単なるネイティブに任せているのか、それともきちんと有資格者を雇っているかということです。

 ここで言う資格とは、“外国語としての英語教授法”です。

 通常TESOLと呼ばれています。

 The acronym "Teaching English to Speakers of Other Languages", used in English as a Foreign or Second Language (EFL/ESL).

 単にアメリカの小学校や高校の英語の教師の資格はこれにはあてはまりません。

 外国人対象の英語教師は、プロ中のプロでなくてはなりません。

 資格があるかどうかは、ネイティブかどうかや大学の英文科を出ているかどうか以前に問われる問題です。

 たとえ、医者一族に生まれた子供がいたとしても、医師の国家試験に受かっていなかったら、その人は医者とは呼ばれません。

 たとえ、ネイティブであっても、資格の無い者は英語教師ではありません。

 もし無資格で教えていたら、それは医者の無資格診療と同じです。

 ・・・・・・

 松本さんは、学生のためのカウンセラーがいるかどうかも大切だと言われます。

 小さなところであれば、教師がこの役を兼ねていてもいいのですが、とにかく学生の上達度や、クラスでの様子を見て、適切なアドバイスが与えられるシステムが確立されていることが望まれます。

 英語学習は長い道程をゆっくりゆっくり山登りしているようなものです。

 途中で嫌になったり、いつまでも頂上が見えずに登る気が萎えてしまったりします。

 そのとき上手くアドバイスし、励ましてくれる人が必要です。

 適切なアドバイスは、英語教育や学習者心理を理解していないと出来ません。

 理想を言えば、心理学などを修めたセラピストなどがよいのですが、そこまで言ってしまっては大変ですから、少なくとも、誰か専任のカウンセラーなりアドバイザーがいるといいでしょう。

 備えあれば憂い無しです。

 ・・・・・・

 英語学校に期待する4条件はありますが、最終的には学習者側か自分の英語学習の責任を取らなくてはいけません。

 絶対的に完璧な英語学校などないからです。

 要は、結果としてその学生が上達出来たかどうかで、その学生に対してのその学校の評価が決まってしまいます。

 しかし、その評価はその学生一人に有効であって、他の人にも全て同じに有効である保証はありません。

 松本さんは、学校はあくまで学習者の英語上達を促進させるプロのアドバイザーとしてだけとらえておいてほしいと言われます。

 学校が真摯に考え得る限りの教授法を駆使して対処してくれたにもかかわらず、学生が上達しなかったら、学校の能力の及ぶ範囲以外の理由によるものと考えることができます。

 一度、自分の英語学習に対する態度、能力、やる気、性格などを冷静に分析しなおしてください。

 その上で、自分の何かいけないのかの原因を探ることが大切です。

 ・・・・・・

 松本さんは、学習者が最も身近な英語教師に期待することを、簡潔に指摘しておられます。

・有資格者である。

・外国人なら、日本語や日本人、日本文化をある程度理解している。

・日本人なら英語ネイティブ並みまたは、それに準ずる程度の高度な英語能力と英語母国語圏での生活経験を持っている。

・学生にえこひいきなく、常に公平に学生に接する。

・語学以外にも幅広い知識と見識を持っている。

・学生の信頼にしっかり応えてくれる。

の6つです。

 これら以外に、学生に信頼され学生を惹き付ける何ががあると最高だと言われます。

 本当はこの何かが一番大切なのかも知れませんが、この何かについては具体的にこういう物だと定義付けることが難しいものだとのことです。

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 松本さんは、教育関係者で問題を起す先生は、何かを持っていない人だと言われます。

 いわゆる熱血の生徒思いの熱心な先生であれば足りているのかと言えば、それはまた違うと思われます。

 何かとかなんでしょうか。

 それは、人間が人間を導くという立場に立つ人が人間として備えていなければいけない

・深い人間性

・バランス感覚

とでも言ったものだそうです。

 教え方が上手だとか、心徒に人気があるというような次元の問題ではありません。

 異なるアイデンティティを持つ外国人に外国語を教える語学教師は、普通の教師以上にこの何かの必要性が高いと言えるでしょう。

 有資格者であること以外の条件は簡単に分かるものではありませんので、学生が事前にチェック出来ないかもしれません。

 学生自身がそれを見抜ぐ何かを持ち合わせていれば、ちょっと習えばある程度は見抜けるものです。

 教師は学生と英語そのものを結び付ける橋のようなものです。

 橋がしっかりしていなければ、学生は橋の下に落ちてしまいます。

 頼れる教師を選ぶのは学生です。

 学生自身が質の高い教師を選ぶ眼を持つことも、英語学習を成功に導く大きな要素です。

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 松本さんは、教材にこだわらないでくださいと言われます。

 英語の上達は教材の良し悪しによるものではありません。

 教材は、何でもいいと言ってもいいでしょう。

 教材を自分の英語学習の目的に合わせて、使いこなせればいいのです。

 どんな練習していても、自分が実際に英語を使う状況を想定してシミュレーション出来るかが大切です。

 どんな文型練習でも、状況練習でも、それを使う自分自身の状況とそれを使っている自分をイメージして練習することです。

 ただ練習をこなすためだけに練習するようなことでは、教材が何であれ英語は上達しません。

 英作文などは会話能力を養うには向かない練習とされ、学校文法英語の悪さの象徴みたいに扱われているようです。

 しかし、そうは言い切れません。

 ただ英作文が文法的にきちんと出来たかどうかだけで済ませてしまうからいけないのです。

 習った文型を使ってきちんと文が作れるかのチェックをして、作れたらそれを口に出してきちんと発音します。

 そのとき、その文の意味をよく考えながら誰にどういう状況で言っているのかを意識しながらやります。

 その文がスムーズに目から出るまで徹底して練習します。

 しばらくしたら、元の文に戻って前の丈か言えるかをまたチェックしてみます。

 何日か経った後で、暇なときにその文を思い出して言ってみます。

 こうすれば、どんな教材でも優れた教材になるでしょう。

 なるほど。

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 松本さんは、教材を自分に合うようにきちんと使いこなしてくれる教師を選ぶことも重要ですと言われます。

 英語学習は自分でリードしますが、そのために必要なプロのアドバイスを教師から受けられるようにすることだということのようです。

 要は、英語を習い英語を話したり聞いたりするのぱ自分だということです。

 英語学習に自分で責任を持って、自分が英語学習の先頭に立ってほしいということです。

 そのためには、英語学習を取り巻く環境をよく理解しなくてはいけません。

 今の自分の能力、英語を習う目的、やる気、自分の性格的な向き不向き、上達目標を明らかにしておくことです。

 そして、学校、教師へ何を期待し、何をしてもらいたいかを意識して、それを実現してくれる学校、教師を見極めます。

 そういう“目”を養うことが大切です。

 これが出来て初めて、英語学習の第1歩が始められます。

 なるほど。

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